作業療法士
作業療法士(Occupational Therapy;略名OT)とは、医師の指導のもとで、身体や
精神などになんらかの障害を持つ人に対して、日常生活での円滑な行動や動作が
行える事ができるように福祉用具を選択したり、訪問リハビリテーションなどを行い
ます。
作業療法士になるためには高等学校を卒業後に専門学校や大学などの養成校に
入学し、3〜4年間、作業療法士に関する専門のカリキュラムを学習し、卒業と同時
に得ることができる受験資格を得て国家試験を受ける事が可能となります。
作業療法士国家試験の試験科目は全部で8科目あり、試験は筆記試験となってい
て一般問題と実地問題とに別れています。
作業療法士の国家試験は毎年3月の上旬頃に行われており、国家試験の合格率
は例年9割以上となっており、非常に高い合格率となっています。
また、作業療法士の国家試験では視覚障害者に対して、弱視用試験問題による
受験が可能という特別な配慮がとられています。
作業療法士の仕事は、身体や心に障害を持っている人を対象としており、そのような
人たちに対して、食事をとる、入浴するといった日常生活上の動作指導をはじめ、他
にも手工芸や絵画、陶芸、織物などの様々な作業を通して社会に適応できる能力や
基本的な動作能力を回復させる仕事です。
患者さんに意欲を持たせてあげるという点では、心理的な側面でのアプローチも重要
な仕事でもあります。
ですから、作業療法士自身も患者さんを早く良くしてあげようとする気持ちを持つ事が
必要となってきます。